今日の旅程

朝から月照寺まで歩いてみた。暑くて死にそう。境内は木が多くて涼しかった。蜘蛛の巣が妙に多かった気がする。
その後は歩く気力がなかったからバスで船乗り場へ。堀川めぐりをしてみる。船頭さんの声を遮るほどの大声の関西弁のオジサンオバサン集団と同じ船だったこと*1を除けば、色んな花や鳥や町並みを見ることができてよかった。
船を降りて、地ビールの売っている所で自転車を借りる。1日300円というのはかなり安いのではなかろうか。自転車に乗って、小泉八雲記念館、同旧居、武家屋敷、田部美術館を見学。江戸時代の街並みを保存するために電柱や電線を設置していないとのこと。とても羨ましい。街並みをしばし堪能す。間違えて普通の民家に入りそうになったのは恥ずかしがった。
その後は明々庵へ。お抹茶とおいしい和菓子をいただく。よくロケに使われるらしく、最近では長山藍子とか柳沢慎吾が来たらしい。
そして松江城へ。とりあえず天守閣に上ってみる。15年くらい前に松本城に行ったときもそうだったけど、木造のままの城は階段が急すぎで、しかもエレベーターがないからツラい。鎧とか刀とか色々と見物した。天守閣の最上層からの眺望は見事だった。降りるときに天守閣の階段で危うく滑りかけた。いろんな意味でイタい。でも結果的には滑らなかっただけマシだと思うことにしておく。
その後は二の丸茶屋で江戸時代から伝わる(とるるぶには書いてあった)ぼてぼて茶なるものを食す。初めからこれを食べる予定だったからメニューも見ずに「ぶくぶく茶をください」などと口走って赤っ恥をかいた…orz
つづいてへるんの小径という店で名物(とるるぶに書いてあっt…(ry)のぶぶ団子を食す。柔らかくて美味だった。
松江市内でみる予定のものは大方回ったから、風流堂で日本三銘菓の一つである山川を、彩雲堂で若草を、一力堂でお留め菓子の姫小袖やその他の和菓子とか生菓子を購入。一力堂では店員のお婆さんが勧めてくれたことに調子に乗ってしまい、試食に出された和菓子(10種類近く)をコンプリートするという意地汚いことをしてしまった。反省したい。でもどれも大変美味だった。長岡名産堂で良さげな陶磁器の湯のみも購入。
おやつの時間になってきたから堀川に面したカフェでケーキセットを食す。かなり美味だった。
再び活動を再開して、山陰合同銀行のビルの展望台に行ってみた。ムダにバブリー。展望台からの眺望も大変よろしかった。松江自体はお世辞にも産業が盛んであるようには見えないけど、銀行だけは潤っていたんだろうか。
寺町の三英堂で菜種の里という和菓子も購入した。
次は県立美術館へ行ってジョットとその遺産展という東京で見ろよと突っ込まれそうな展示を見に行く。島根だからなのか休日なのにガラガラでジョットその他の絵画を思う存分鑑賞できた。宍道湖にモロに面している県立美術館の展望テラスも大変よい眺めだった。どーでもいいことかもしれないけど、大工の妻が玉座に座ったり、金糸で縁取りされた高そうな服を着ている絵を見るとなんとなく違和感を覚えてしまう。キリスト教についての知識を人並みに身に付ければ理解できるようになるんだろうか。
カードを使える店がほとんどなかったこととあまりに和菓子を買いすぎたせいで、財布の中身が空になりかけたから、トーミツのATMを探そうと試みるも、見つからない。携帯でググったらどうやら松江にはないらしい。あり得ん。駅前で見つけたローソンで引き出した。
ホテルに戻って少し休んだ後、松江サティのタリーズでしばし読書。松江にはスタバもドトールエクセルシオールも見当たらないけどないんだろうか。
しばらくしてから、松江に来たら必ず見るべきものとされているらしい宍道湖の夕陽を見るために遊覧船に。出港直前まで雨が降っていたからどうなることかと思ったけど、雨もやんで宍道湖の真ん中で大変きれいな夕日を見ることができた。運がいい。

*1:知ったかぶって知識をひけらかす(しかも間違ってるし)のは仲間内だけのときにやって欲しい。