今日の旅程

ナポレオン睡眠で起床。とりあえず朝食バイキングを食べに82階へ。朝日がのぼるのを見ながら朝食。パッと見でも大気汚染がやや気になったけど、朝日はきれいだった。周りを見渡すと日本人観光客しかいなかった。
部屋に戻ってテレビをつけたら1chでNHK(日本語)が、4chでアルジャジーラが、8chでちびまる子ちゃんがやっていた。ちびまる子ちゃんタイ語で理解不能だったけど、みたことある話だったから内容はわかった。7時半にロビーへ降りて寺院観光に。渋滞のために現地ガイドが遅刻。今日のガイドさんは日本語ペラペラだった。このオプションを選択したのは僕の他は別のホテルに泊まっていた女性三人組だけで、ツアーの割には少人数だった。
年始に亡くなった王女様(84)の葬儀のために王宮とエメラルド寺院は入れないと言い渡される*1バンコク観光最大の目玉と言っても過言ではないこの二ヶ所に行けなくなっていきなり出鼻を挫かれる。
渋滞する中、ワット・サケートへ。が、入口が閉まってる。ガイドさんに導かれて裏口へ。が、ここも閉ざされていた。ガイドさんが電話をしてみると、中の人が寝坊していたらしい。ようやく中に入る。右往左往しているうちに白人の個人客が数組背後に付いてきていて、ツアーっぽい人数になっていた。76mほどの階段をひたすら登って仏舎利用を拝んだり、入っているところに金箔を張り付けたりした。で、下山。この時点でかなり疲労。
つづいて、今回は入れない王宮とエメラルド寺院の脇を通ってワット・ポーへ。タイで三番目に大きい涅槃仏を見た後は寺院内を散策。仏教とヒンズー教の像が混在している上に兵馬涌にありそうな石人形やシーサーまであった。何代目かの王が中国好きだったらしい。
次に、チャオプラヤー川の対岸にあるワット・アルンへ行くために渡し舟に乗ることに。が、船着き場から桟橋までの通路というか、板きれが完全に水に沈んでいたため、靴と靴下を脱いでジーンズを膝まで上げて、トブ川並みに汚い水の中を進む羽目に…。対岸の船着き場も似たような状況で、ついでに言えば帰りも同様だった。
そんなこんなでワット・アルンに到着。こっちは67mほどだったけど、階段の傾斜が急すぎて降りるときが大変だった。
で、お昼が近くなったからTongtara Hotelでバイキング。一番乗りだったらしく、着いたときは他に客がいなかった。グリーンカレーがかなり辛かった気がする。ココナッツのアイスは美味しかった。三人組の内の一人が某専○職大学院ができた頃に行こうと思ったことがあると仰ったから、一応現状とリスクについて説明した上でもし今から行くつもりならやめておいた方がいいとアドバイスしておいた。その後は格安ツアーに付き物の土産物店訪問を二軒。宝石店の店員がウザいくらいにしつこかった。とりあえずお菓子を一箱だけ購入。少し早めに集合場所に着いたら、待っていた現地ガイドの方に一人旅の外国人が一番カモにされやすいから気を付けろとか、カバンの持ち方とか、賭け事や女性関係のウマイ話には絶対に乗るな等ありがたいアドバイスをいただいた。
伊勢丹で下ろしてもらい、そのままチットロム駅からBTSでナーナー駅へ。近くのベンジャロン焼専門店でティーカップを購入。そのままアソーク駅の前を通過してセラドン焼の店でコーヒーカップを購入。アソーク駅からBTSでチットロム駅へ。近くのトラベラーズカフェでちょっとネットをしてからすぐ近くのコジャレた雰囲気のスタバで熟睡したりまったりと読書したり。その間にやぶ蚊に七ヶ所刺された。マラリアが心配だ。本来ならもっと動き回るべきなんだろうけど歩き疲れて無理だった。伊勢丹の前でタクシーを拾ってホテルへ。ぼったくり価格になることは容易に予想できたし、実際ぼったくられたけど*2、空気の悪い中でこれ以上歩きたくなかったからタクシーを使った。一人旅だと言ったら運転手が締まりのない顔でマッサージのお姉さんをお勧めしてきたけど、そんなに飢えているように見えたんだろうか。
ホテルに戻ってからは83階や84階の回る屋外展望台で夜景を鑑賞。足場が回転していてたからどうしても写真がブレざるを得なかった。

ワット・アルン


伊勢丹




84階からの夜景

*1:ただ、街中のあちこちに飾られていた王女様(84)の写真はどう見ても84歳の女性の顔ではなかった。

*2:それでも60バーツだから日本人的には気にならない額だとは思う。