イタリアその2

直近の超懸案事項関係の夢でお目覚め。寝覚めが悪すぎる。朝から寒い。七時半でも薄暗い


郊外(?)のホテルから市街地へ移動。が、渋滞で三時間とか。余裕でいきなりスケジュールが押すことに。

スフォルツェスコ城を見る。ビスコンティ家は民衆にかなり不人気だったらしい。聖アンブロシウスが描かれたと思われる絵葉書を購入。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ

その後はヴィットリオ・エマヌエーレ二世のガレリアを見る。仙台のアーケードとは格が違う。それでも一等地にマックがあって現地ガイドの人も微妙に嘆いていた気がする。ちなみに、マックの斜め向かいのホテルは一泊70万だか80万らしいけど、そこまでの価値を外観からは見出だせなかった。場所代だろうか。踵を入れて回ると願いが叶うらしい穴に踵を入れて回ってお願いしておいた。

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続いてドゥオモへ。大変見事な大理石の建物だった。建築に500年かかったらしい。僕が小さい頃から、いつ行ってもどこかしら工事中の横浜駅も500年経てば完成するんだろうか。内部のステンドグラスも見事だった。建築自体素晴らしいけど、回りに無駄に高い建造物がないことがドゥオモの存在感を引き立てている気がした。どこぞの自称観光立国も見倣って欲しい。

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昼食の店に移動して、チーズリゾットとミラノ風カツレツ。前者は大変美味しかった。家でリゾットを作るとべちゃべちゃになるけど、ここのは全然そんなことなかった。デザートにはデルモンテの缶詰と思われる物が出されたのが非常に残念。デザートは要らないと思う。同じテーブルの人から奢っていただいた赤ワインは飲みやすかった。昼からグラス二杯とか、我ながらお気楽過ぎる。

で、ベローナへ。ジュリエットの家を見る。ロミジュリは皇帝派と教皇派の争いから生じた悲劇らしい。出てくる台詞は喜劇にしか思えないくらい臭いし、どうして二人で両派の対立とは比較的距離を置いていたベネチアあたりに亡命しなかったのかが昔から不思議でしょうがなかったけど、亡命で話を終わらせても悲劇にはならないからなんだろうと勝手に言い聞かせてみる。

エルベ広場のランベルティの塔にも昇ってみた。地上7、80mからの景色は大変よかった。周囲に高層建築物がない上に建物の屋根が統一されていたことが非常にいいと思う。


ベローナの鐘楼の上から見たベローナ市街地


ダンテ

で、築2000年くらいのアレーナを見る。なかなか風情があっていい。
向かいのジェラテリアにふらっと立ち寄ってチョコチップクリームのジェラートを食す。生クリームがやや多く含有されていたけど美味也。


ベネチアへ。夕飯はシーフードのリゾットと白身魚。リゾットは実に美味だった。デザートも甘くて美味しかったけど、同じテーブルの他の人達は甘過ぎると言って残していた。同じテーブルの人から白ワインを奢っていただいた。ここ2年くらい色んな人から奢られっぱなしのような気がする。
で、ホテルへ。隣のスーパーで買い物をして、1ブロック先のネカフェでネットサーフィンを軽くしてから部屋に入ると、ベッドルームが二つ、ダブルベッド一つ、シングル二つ、とファミリー用と思われる部屋だった。いい部屋だけど、勿体ない。