今日の旅程

今日は出雲大社付近を散策するため、一畑電車松江しんじ湖温泉駅まで朝から歩いてみた。それほど暑くはなかったはずなのに着いたらかなり汗だく。バス代をケチるべきではなかった。駅に着いて時刻表を見ると、概ね1時間に1本という超ローカル電車で愕然とした*1。本数はあり得ないくらい少ないけど、電車自体はシートの幅が十分すぎるくらい広く大変座り心地もよろしかった。この点については非常に高く評価したい(ただ、川跡で乗り換えた後の電車はちょっと…)。しかも、料金は取るものの自転車の持ち込みも可らしい。
饅頭のような形の出雲ドームに吹き出しつつ、目的地に着いたらまずは出雲大社を参拝。昨日まで60年に一度の本殿公開だったらしいけど、炎天下にスーツを着て大行列を並ぶとかありえないから、あえて今日行ってみた。予想通りものすごくすいていた。宝物殿もゆっくり見れてよかった。一応とりあえず懸案事項についてお祈りしておく。ただ、ここは縁結びの神様らしいから、縁結びとは全く関係ないと思われる懸案事項がここの神様の管轄に服するのかは定かではない。ただ、学業守とか交通安全守とかも普通に売っていたから、基本的に何でも管轄事項だけど強みは縁結びの分野、ということなのかもしれない。
で、出雲国に来たら出雲そばを食べないといけないようなので、皇室の人に献上したこともあると看板に書いてあったかねやという店でそばを食す。同じく食べなければいけないらしいぜんざいについては嫌いだから食べなかった。
その後は、社会見学の一環としてワインの製造工程について学ぶために島根ワイナリーへ。ちょうどタイミング良くバスを捕まえられてよかった(^-^)v
ワイナリーでは飲み放題可能な試飲コーナーがあったから、お酒は大して好きじゃないけど、とりあえず全種類試飲してみた。小さい子供も試飲のカップを持っていたりして、「二十歳未満の方の試飲はご遠慮ください」という注意書きがあそこほど虚しく見える空間はないよな、と思ったら子供用にグレープジュースも用意されてあった。ちなみに、十種類以上あった試飲ワインを全部飲んでみて一番美味しいと僕が感じたのは子供用に用意されていたグレープジュースだった。味覚は未だにお子様らしい…orz
でも自分の味覚を信じてワイナリーなのにワインではなくグレープジュースを何種類か買うことにした。お土産が多すぎて少しは食べたり飲んだりしないと持ちきれない気がしてきた。
バスで電鉄出雲市駅へ行ってそこから再び一畑電車に乗って秋鹿という駅で降りてみた。道の駅で涼みつつ、宍道湖畔でボーっとしてみる。耐えられない暑さだった。
その後は一度ホテルに戻ってから再び外出。橋を渡って昨日行ったカフェでまったりとY口先生の新書を読む。
で、夕食の時間になったから川京というお店で七珍料理の七珍のうち季節的に出せる四珍(鰻、スズキの奉書焼き、川海老、しじみ)を食した。大変美味だった。特に鰻のたたきが絶品だった。今は亡きDA○GOのお爺さんの家で造っているお酒も飲んでみたら結構飲みやすかった。お店の方もいい人たちだったし、別のお客の人から奢ってももらった。結構食べたり飲んだりした割にはお手頃な価格で、非常に満足。

*1:もっともJRの電車の本数も信じがたいくらい少なかったから仕方がないのかもしれない。松江駅ですらラッシュアワーの時間帯でもラッシュになる様子が全くなかったし。