今日の旅程

東京を離れる前に七里ヶ浜のbillsへ行っておこうと思い、行くことにした。が、早起きして開店前に行くつもりが寝坊で10時頃に到着。お店のおねえさんに「最低でも1時間半ほどお待ちいただきますが…」と言い渡される。軽く絶望しつつも、今日のメインの目的だから待つことにした。浜辺へ移動して海を眺めながら某所から送られてきた本とか課題に目を通して時間を潰す。読んだ本の内容はほとんど頭に入らなかったけど、サーフィンは波を待つ時間が結構長くて波に乗れる時間はごく僅かということはわかった。
時間になったからbillsへ。わりとすいていた。もう少し早く来てもよかったかもしれない。スクランブルエッグとトーストのセットにベーコン、アボカド、ローストトマトをつけたら2000円近くになった。世界一美味しいと言えるかは疑問だけど、ディ○プ○オが太った理由はわかった。明らかに量が多い。でも、まあ、接客はよかったし、味も世界一は大袈裟にしても普通に美味しいと思う。スクランブルエッグは味がやや薄い気がしたけどフワッとしてるのがよかった。もっとも、ニートには2000円の朝食はちょっと高いが。
鎌倉へ移動してそのまま横須賀線に乗り替えて北鎌倉へ。よくわからないけど、電車が遅れていた。
北鎌倉に着いたらまずは円覚寺へ。今日までの三日間は宝物風入れとやらで普段は見られない国宝や重文を色々と見れてよかった。地獄絵図がやたらとリアルなのは現実にあれに似たようなことを見たことがあるんじゃなかろうか。南北朝期の天皇の宸筆とか鎌倉・南北朝時代の要人の直筆がわりと多い印象。続いて、やはり期間限定公開の舎利殿へ。公開とかいいながら中には入れてくれなかった。スピーカーから流れるアナウンスはつっかえつつも丁寧で勉強になった。ただ、最後に商品の宣伝をしていたのには微苦笑を禁じ得なかった*1。「…にて販売しております瓦せんべいは一口食べれば悟りの境地、二口食べれば極楽浄土」らしい。贖宥状を思い出した。お互いネタだとわかってるからいいけど。まあ、文化財の維持費もバカにならないだろうから多少の商売っ気は仕方ないんだろう。その後は佛日庵とか洪鐘とかも見といた。ちなみに、仏舎利参拝の御朱印はこの期間限定らしいです。
そのまま近くの浄智寺へ。やはり地味なお寺だった。
で、建長寺へ。ここでもやはり期間限定の宝物風入れを見物。ここでは無料で抹茶とお菓子を振る舞っていただいた。この点は円覚寺も見習ってくれると嬉しい。今回は階段をひたすら上がるという苦行もすることなく、ましてや天園ハイキングコース踏破なんてことをする気も全くなく、さらっと境内を見学して撤退。
亀ヶ谷坂を下って寿福寺へ。一応、街中のはずなのに途中に落石注意の看板があった。実際にどの程度の頻度で落石事故が起きるのかが気になった。
寿福寺に到着すると、この寺もやはり地味めだからとりあえず実朝と政子の墓にお参りしとく。お墓を一生懸命撮影している中年夫婦がいた。
これで鎌倉五山については御礼参りが済んだから、踏切を渡って小町通りへ行ってみる。途中、野党第一党の街宣車が喧しかった。追い抜いて行くからまさかと思っていたら端っこながらも祝日の小町通りに入って「七五三おめでとうございます」などと言い出した。迷惑すぎる。政権を取るのに必死すぎて正気を失ったのか、それとも僕がたまたま遭遇しないだけでどの政党も迷惑を省みない行動をわりとやっているんだろうか。こういう行動を見ていると、戸別訪問なんて未来永劫禁止のままでいいと思う。
小町通りのミカドコーヒーでモカソフトを食す。美味也。すぐ近くでさつまいもあんの今川焼が売っていたからこれもいただく。美味也。まめやという店があったからいくつか試食してみる。どれも美味しかったけど、マヨネーズピーナッツを購入。梅豆も買えばよかったと今更ながら後悔している。再び歩きながら、途中の店で焼きたてのおせんべいを食す。
そんな感じで歩いていたら鎌倉駅に着いたから、御成町のスタバへ行ってまったりと読書。着いたばかりの頃は凄まじい混雑だったけど、暗くなる頃には適正な人数になっていた。4時間近く滞在して帰宅。

*1:この表現はちょっと使ってみたかった(笑)