京都観光(その1)
非公開文化財が公開される時期になったから京都へ行くことにした。
まずは、修復が終わった平等院を見るために宇治へ。
朝霧橋
川原付近を散策してから平等院の入場待ちに並ぶ。
で、鳳凰堂の内部に入るためにさらに並ぶ。が、最初の9時30分見学の集団からは漏れ、9時50分の集団の予約券を渡された。
予定以上に、時間が余ったから雨に打たれながら、庭を散策したり、鳳翔館を見学しつつ時間をつぶして過ごす。
修復後の鳳凰堂
過去に何度も平等院に来ている割には見たことがなかった源頼政の墓も見学。
で、鳳凰堂の内部へ。最初の集団から漏れたのは、修学旅行生がクラス毎にまとめて予約券をもらっていたためらしい。1クラス分と思われる高校生の集団と共に係の人の説明を聞く。壁の絵とかはかなり色が落ちていて、正直何が何の絵なのかがわからない。鳳翔館の展示を見てなかったら全く何もわからなかっただろう。写真撮影が禁止されていたのは残念。
15分ほど見学して、京都市内へ向かう。烏丸御池の亀末廣でお土産用の和菓子を買って、本家尾張屋で宝来そばを食べる。早めに行ったから予約なしでもスムーズに座れて、すぐにそばも出てきた。まあまあ美味しい。
食後は、烏丸御池から四条で阪急に乗り換えて松尾大社前へ。松尾大社をちらっと見学してから西芳寺へ向かう。予約していた1時よりもだいぶ早く着いたから鈴虫寺を見学しようと思ったら、鈴虫寺も大行列だったため、鈴虫寺前のお店でみたらし団子を食べる。出来立ての団子を焼いたのか、とてもやわらかくて美味しかった。
予約の時間が近づいたから西芳寺へ向かう。
外から撮影した西芳寺。
往復はがきの事前予約、冥加料3000円、正座で般若心経の読経を3回したうえに写経してから庭園を見学できるという、お寺を見学するだけにしてはかなり負荷があるように思えるけど、観光客が多かった。さすが世界遺産。
とりあえず、渡された般若心経をお坊さんと一緒に読経して写経をしてみる。1時間以上の正座なんて久しぶりだったから、ホントに辛かった。
苔寺の通称通り、苔だらけ。
ついで再び鈴虫寺へ。行列に並んで10分くらいで、中に通してもらえた。大量にいる鈴虫の鳴き声が凄まじかった。広間でお茶とお菓子をつまみながら、住職のありがたい法話を聞く。通り一遍ではなく、話の運び方が上手く、面白かった。かつ大事なことはきちんと話の中に交えてあるから、若い(ように見えた)わりになかなか凄いなと思った。関西人だからだろうか。
京都駅のコインロッカーに詰め込んだ荷物を回収して、四条烏丸近辺の宿泊先ホテルにチェックイン。部屋は四条通沿いでそこそこ見晴らしがよかった。
その後、ごだん宮ざわという懐石料理のお店へ。鱧と松茸のお椀といった秋らしいお料理や唐墨などとても美味しかった。店内がシンプルなのもとても落ち着いていい。
食事の後は高台寺の特別拝観へ。高台寺→圓徳院→掌美術館と回る。竹林や枯山水の庭の中に山鹿傘を置いてライトアップした光景が何とも言えず趣深さがあってよかったと思う。
圓徳院