高野山に泊まる
かねてから行ってみたいと思っていた高野山へ行ってみた。
なんば⇔高野山間の往復切符と往路の特急券、高野山内のバスの2日間フリー乗車券がついて3400円は結果的にお得だった。しかも金剛峰寺など主要な観光ポイントの割引券もついていたのはいいと思う。
まずは、特急に乗って極楽橋へ向かう。最初は住宅街が続くけれども、和歌山県の特に橋本以降は、完全に長閑な風景が続いた。
極楽橋でロープウェーに乗り換えて急な坂を5分ほど上がると高野山駅に到着。
ちょうど高野山内を走るバスが待ち構えていたから、バスに乗って大門へ向かう。
大門到着。工事中だったのが残念すぎる。開山1200年を控えて、山内の寺院等の改修・修繕を各所で行っているらしい。
工事中の大門
運長の金剛力士像
大門を見た後は、壇上伽藍へ向かって歩く。
大塔、金堂、六角経蔵、御影堂、国宝の不動堂、大塔の鐘、三鈷の松などを一通り見て回る。内部が撮影禁止のところばかりだったのがホントに残念。
金堂
中門
根本大塔
六角経蔵
大塔の鐘
三鈷の松
不動堂。国宝らしいけど地味。
壇上伽藍を見て回った後は、霊宝館へ。両界曼荼羅や仏像が色々とあり、見応えがあった。大事なところを撮影できないのが残念すぎる。
勧学院
霊宝館
蛇腹道。なかなか趣がある道だった。
蛇腹道を通って金剛峰寺へ。襖絵が見事だったけど、撮影できないのが残念。
庭園。ここは襖絵と庭園が実に見事だった。
真然廟
お土産物やでお菓子やお線香を買ってから、宿泊先の不動院へ向かう。
美福門院陵
ネット上の評判がよかったから選んだけど、たしかに部屋はきれいだし、接客も丁寧でも行き届いている。夕食は精進料理で、とても美味しくいただいた。
大浴場の入浴時間が決められていたため、夕食後さっさと入浴してから奥の院へ向かう。人通りがほとんどない通りをひたすら歩いて一の橋へ。
石畳
石田三成や武田勝頼や紀州徳川家の初代など著名な武士のお墓を通って、御廟橋を渡り、最奥の燈籠堂と御廟のあたりを散策。
不動院の門限が21時だったため、急いで戻って、部屋でダラダラして就寝。
翌朝は朝から朝のお勤めに励んだ。久々に般若心経の読経も行った。お坊さんから高野山についての説明を一通り聞いたけど、日本語の説明の後で外国人向けに英語で説明していたのには驚いた。英語に訳しづらい用語もあるだろうに。世界遺産になってからたぶん外国人観光客が増えたんだろう。ただ、他の観光地と異なり、アジア系の観光客はほとんど見かけず、大半がたぶん英米独仏あたりの出身者だったように思う。
朝食を食べてチェックアウトしてから、徳川家霊台へ。家康と秀忠の霊舎を見学。
家康
秀忠
その後は女人堂へ行って、高野山駅へ。
女人堂
台風が近づいてきていたからなるべく急いでなんばに戻って、なんばからバスで空港に向かい、羽田行きの便に何とか乗ることができた。